3DCoatは、デフォルトでユーザーの「ドキュメント」フォルダの下にユーザーデータフォルダ「3D-CoatV49」を作成します。(例:C:\Users\ユーザー名\Documents\3D-CoatV49)
このユーザーデータフォルダは、環境変数「COAT_FILES_PATH」を設定することで、カスタムの場所に変更することができます。
もし3DCoatがデフォルトの「ドキュメント」フォルダに書き込めなくなり、起動できなくなった場合にも、環境変数でユーザーデータフォルダを変更することで起動できることがあります。
【変数名】COAT_FILES_PATH
【変数値】(例)C:\Users\YOUR_USER_NAME\Desktop\My3DCoatFiles
※変数値には、任意のパスを入力します。
※システム環境変数を設定する場合は、設定の変更を反映するためにOSの再起動が必要になることがあります。
次回、3DCoatを起動すると、指定したパスの先に新しいユーザーデータフォルダ(上記の例では「My3DCoatFiles」)が作成されます。
3DCoat V4.9のバージョン以降では、[Edit (編集)]メニュー > [Relocate 3DCoat's data]から、3DCoatのデータフォルダを変更することができるようになりました。デフォルトは「ドキュメント」フォルダに設定されていますが、こちらのオプションから任意のパスを選択できます。
[Copy existing data to the new folder]のチェックボックスを有効にすると、既存のデータを新しいフォルダにコピーできます。
※補足:V4.9.68のバージョンでは、こちらのメニューオプションを使用してデータフォルダを変更しようとすると「The selected path is not writeable. Data can't be relocated. Please choose other location.」というエラーが発生します。こちらはバグとなっており、今後のバージョンで修正される予定です。
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