HtoAのVDBレンダリングで出力画像が真っ黒になる

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    以下はHoudiniとArnoldのVDBレンダリングで発生したトラブルについてご報告いただいた内容です。

     

    問題

    Houdini + ArnoldでVDBをレンダリングすると真っ黒になるフレームが発生する。
    尚、vdbのデータサイズを削減したところ正常なレンダリングを確認。
    同じデータをmantraでレンダリングすると問題なく画像は出力される。

     

    問題が確認されている環境

    • Windows 10
    • Houdini 18.0.287 & HtoA 5.0.1
    • Houdini 18.0.532 & HtoA 5.4.0

     

    回避策

    .vdbファイル読み込む際に、HoudiniファイルSOPの代わりにArnold Volumeノードを使用してみてください。正常にレンダリングを行えるようであれば、Arnold for Houdini (HtoA)プラグイン側の問題であると考えられます。

    Arnold Volumeノードを使用せずに、完全なフロートvdbデータを.assファイルへ書き込むと、今回のような制限が発生する可能性があります。Arnold Volumeノードを使用することで、VDBデータはディスクに書き込まれませんので、かなりの容量を減少させることができます。

    こちらの問題はLinuxでは再現できませんでしたので、Windowsもしくはメモリ使用量の問題であることも考えられます。

     

    問題が解決しない場合は、真っ黒な結果が出力される際のverbose renderログを弊社サポートまでお送りください。

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