RenderMan for Houdini インストール方法

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    注意:こちらの手順はRenderMan 23.4以降のバージョンに適用されます。
    RenderMan 23.0~23.3のバージョンでインストールする場合はこちら(英語)をご覧ください。

     


    対応バージョン

    • RenderMan for Houdini (RfH)は、次のHoudiniバージョンのみに対応します。RenderMan 23.0~23.3ではインストール方法が多少異なりますのでご注意ください。
      • RenderMan 23.4
        • 17.0.506
        • 17.5.460
        • 18.0.460
        • 18.0.499
        • 18.0.532
    • Houdini Apprentice版ではRenderManでのレンダリングは行えません。サードパーティーでレンダリングするオプションについてはSideFX社のウェブサイトをご覧ください。
    • Houdini Indie版はバージョン17.5.210以降のバージョンだけに互換性があります。

     


    注意事項

    RfH用の環境変数は、houdini.envファイルの最初に書き込む必要があります。(Windowsの場合はセミコロンが必要です。)
    例: HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.0.532:&

    SolarisでRenderMan for Houdini 23を使用するには、設定ファイルに以下の追加の行が必要になります。
    RMAN_PROCEDURALPATH = $RFHTREE/18.0.532/openvdb:&

    WindowsでRenderMan for Houdini 23を使用するには、設定ファイルに以下の追加の行が必要になります。
    PATH=$RMANTREE\bin;&

    追加の手順と詳細は本ページ下部にあります。

     


    インストール手順

    RenderMan for Houdiniは、RenderMan Installerを使用してインストールします。RenderMan Installerは、RenderMan Pro Server(実際のレンダラー)と全てのブリッジ製品のダウンロード、インストール、ライセンス認証を管理します。

     

    プラグインのインストール後、HoudiniにRenderManプラグインを読み込むためには、homeディレクトリの中にあるHoudini環境の編集が必要になります。Houdini特有の環境変数は、各OSの以下の場所に存在するhoudini.envでも設定できます。

    • Windows: %HOME%\Documents\houdiniXX.X.X\houdini.env
    • Mac: ~/Library/Preferences/houdini/YY.Y.Y/houdini.env
    • Linux: ~/houdiniZZ.Z.Z/houdini.env

     

    補足:新しいバージョンのHoudiniを初回で起動する場合、上記の場所にhoudini.envファイルが表示されるまでにアプリケーションを二度起動する必要があるかもしれません。ファイルが作成されたら、次で説明する行を追加できます。

     

    houdini.envファイルはテキストエディタで編集する必要があり、Houdiniを開始する前に次の行を書き込みます。Houdiniの各メジャーバージョンに対して、この作業は一度だけ行います。

    Linuxの場合、$HOME/houdini18.0/houdini.env のファイルを以下のように編集します。

    RMANTREE=/opt/pixar/RenderManProServer-23.4
    RFHTREE=/opt/pixar/RenderManForHoudini-23.4
    RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.0.532/openvdb:&
    HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.0.532:&
    

     

    WindowsでHoudini 18.0を使用する場合、\Users\myself\Documents\houdini18.0\houdini.env のファイルを以下のように編集します。

    重要:HOUDINI_PATHの変数値を区切るために、Windowsではコロンの代わりにセミコロンを使用します。

    RMANTREE=C:\Program Files\Pixar\RenderManProServer-23.4
    RFHTREE=C:\Program Files\Pixar\RenderManForHoudini-23.4
    RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE\18.0.532\openvdb;&
    HOUDINI_PATH=$RFHTREE\18.0.532;&
    PATH=$RMANTREE\bin;&
    

     

    OS-XでHoudini 18.0を使用する場合、/Users/myself/Library/Preferences/houdini/18.0/houdini.env のファイルを以下のように編集します。

    RMANTREE=/Applications/Pixar/RenderManProServer-23.4
    RFHTREE=/Applications/Pixar/RenderManForHoudini-23.4
    RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.0.532/openvdb:&
    HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.0.532:&
    

     

    以上の例と異なるバージョンのHoudiniを使う場合は、使用するバージョンを18.0.460や18.0.499などに置き換える必要があります。

    使用するHoudiniのバージョンは、18.0だけではなく、18.0.532のように完全なバージョン番号を設定する必要がありますので、注意してください。

     


    参考リンク

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