Houdini 18.0: ライセンスサーバーチェーンの設定方法

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    Houdini 18のリリースに付属するライセンス管理システムは、チェーンという新しいライセンス設定に対応します。この設定は、複数のLicense Server (sesinetd)をチェーン化することを可能にします。これにより、ユーザーの環境に応じてライセンスサーバーを分けることができます(すなわち製品タイプ別など)。

    チェーンを設定するには、接続先の単一のsesinetdを指定する代わりに、ライセンスサーバー群のリストをセミコロン(;)で区切ります。リストの最初のsesinetdがコマンド(すなわちチェックアウト)を実行し、何らかの理由で失敗した場合(接続できない、コマンド失敗など)、次のsesinetdが実行され、さらに次といったように実行されます。「hserver -S」を使用してリストを指定する場合は、接続一覧を引用符(””)で閉じるようにしてください。

    例:hserver -S "sesinetd1;sesinetd2"

    こちらの設定を使用するには、Houdini License Server (hserver) 18.0のバージョン以降が必要になります。現時点においては、sesinetdとHoudiniバージョンで設定を行うための必要条件はありません。

     


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