Houdini 18.0のビルドから、License Administrator (hkey)のGUIで[File] -> [Login]を選択すると、SideFXアカウントにログインすることができます。これにより、ライセンスをインストールする際などにログイン状態を保つことが可能です。
尚、ログイン用のメールアドレスの入力後に次のエラーメッセージが表示されることがあります。
SSL connect error (35): schannel: AcquireCredentialsHandle failed: SEC_E_SECPKG
もしもエラーを発生しているマシンがWindows 7またはWindows Serverであれば、これらのOSはHoudini 18.0でサポートされておりません。そのため、唯一の回避策として、Windows 8かWindows 10へアップグレードしていただくことになります。もしくは、Houdini 17.5の最新のビルド(17.5.455)をインストールしてご使用いただく形になります。
注意:サポートしていないOSの場合は、SideFX社側でライセンスツールが正常に動作するかの保証がありません。 過去バージョンで正常に稼働していても、バージョンの変更により動作しなくなる可能性があります。システム要件はこちらのページよりご覧いただけます。
上記のエラーはどのOSでも発生することがありますが、多くはMac OSX High Sierraで見られるものとなっており、OSの証明書チェーンの証明書が切れていることが主な原因となります。
そのような場合は以下の手順を行い、cert.pemファイルを入れ替えることで、ログインの問題が解決することがあります。
- 以下のサイトからcacert.pemファイルをダウンロードします。ファイルはページ上部の左側で見つけることができます。
https://curl.haxx.se/docs/caextract.html - ダウンロードしたファイルを cert.pem という名前に変更し、/etc/ssl に移動します。
新しいファイルのパスは /etc/ssl/cert.pem になります。
※/etc/sslの内容を変更するには管理者権限が必要です。 - ファイルの置き換え後、Houdini 18.0のLicense Administrator (hkey)を開き、アカウントへのログインを再度お試しください。
尚、ライセンスの操作に関しては、ログインをしない場合は手動でライセンスキーを入力することができます。手順の詳細はインターネット接続なしでライセンスをインストールする方法は?をご参考ください。
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