※基本的に、Houdini 17.0、17.5、18.0などのメジャーバージョンへのアップグレード方法は共通です。
Houdini 18.5へのアップグレードに関して、AUPが有効なお客様へは18.5のリリースと共に既存のアカウント向けにアップグレード用のライセンスが自動的に発行されています。
ご所有されているライセンスの状況はSideFX社サイトのLicense Managerページにて確認できます。
(ダウンロードサイトへのログインは、SideFXアカウントが必要となります。ログイン方法の詳細はこちらをご覧ください。)
バージョン18.5への「upgrade」ライセンスが発行されていれば、既存のライセンスを更新することができます。
アップグレード用のライセンスが発行されている場合、Houdini 18.5のビルドをご使用のマシンまたはライセンスサーバーのマシンにインストールすることで、License Administrator (hkey) アプリケーションの[File] > [Install Licenses]から最新のH18.5ライセンスをインストールすることができます。
非グラフィック環境でライセンスをインストールする場合はQ. 非グラフィック環境でLicense Administratorを使うには?をご覧ください。
補足:Houdini 18.5のライセンスは、Houdini 18.0.287以降または18.5のLicense Administratorで認識できます。ライセンスサーバーのバージョンはどちらにも対応していますが、問題が発生した場合にはHoudini 18.5 License Administratorのインストールをお勧めします。
もしもアップグレード用のライセンスが発行されていない場合は、ご登録メールアドレスと上記の「Licenses Manager」ページの画面キャプチャを弊社サポートまでお送りください。
Houdini 18.5の最新インストーラは、SideFX社のダウンロードサイトよりダウンロードできます。(要ログイン)
ダウンロード方法の詳細はこちらをご覧ください。
システム条件についてはHoudini 18.5 システム環境をご覧ください。
以下はアップグレードする時の注意点となります。
- Houdini 18.5をご使用いただくには、v18.5のライセンスとv18.5の最新ビルドが必要となります。
(Houdini 18.5のライセンスはHoudini 18.0 License Administratorでも動作します。)
Houdini 18.5のライセンスを正しく認識しさせるために、ライセンスサーバーおよび各クライアントマシンにバージョン18.5のライセンスツールをインストールすることを推奨します。
関連ライブラリやファイルは本体に含まれますので、Houdini 18.5の初回インストール時には、フルアプリケーションをインストールしてください。 - Houdini 18.5のライセンスは旧バージョンと上位互換性がありますので、バージョン18.0以前のバージョンも引き続きご使用いただけます。各ビルドは個別のインストールフォルダにインストールされるため、旧バージョンを削除する必要はありません。
ライセンス認証やライセンスのトラブルに関しましては、Houdini FAQページをご確認ください。
データの互換性について
多くの場合、Houdini 18.0で作成されたファイルはHoudini 18.5で問題なく読み込むことが可能です。一部の場合においてHoudini 18.0のファイルをHoudini 18.5で開くと一連の警告メッセージが表示されることはありますが、ファイルは問題なく動作します。
表示される警告メッセージは、Houdini 18.0から18.5の間でノードやパラメータに変更があったことを知らせます。Houdini 18.5で大きな変更を施した範囲において、これは一般的なものとなります。
新機能や変更点については、以下ページをご参照ください。
時々、Houdini 18.0のファイルがHoudini 18.5で完全な状態で開かないことがあります。この問題は元ファイルの中で新しいバージョンに存在しないノードが使われている場合などに発生します。通常は、不足しているノードの場所にMergeノードが配置されます。
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