ジョブの投入 - Nuke

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    ここではDeadlineでNukeのレンダリングジョブを投入する方法を説明します。

    メニューから[Thinkbox] > [Submit Nuke To Deadline]を選択して、Submit To Deadline ウィンドウを表示します。ジョブ投入の共通パラメーターの説明はこちらの記事を参照してください。Nuke独自のオプションは下図で赤く囲った部分になります。デフォルトの設定では、Nukeシーンファイル内にある全てのWriteノードを一つのジョブ、一つのタスクでレンダリングしてしまいます。設定が完了したら、[OK]ボタンを押してジョブを投入します。

    Render With NukeX
    Nukeの代わりにNukeXでレンダリングしたいときに有効にします。

    Use Batch Mode
    有効にすると、タスクとタスクを処理する間でNukeファイルをメモリ内に読み込んだままにしておきます。

    Render Threads
    レンダリングに使用するスレッド数。

    Use The GPU For Rendering
    有効にすると、NukeはレンダリングにGPUを使用します。(Nuke 7以降に対応)

    Use Specific GPU Override
    有効にすると、使用するGPUを指定できます。無効の場合、SlaveのGPU Affinityで設定されているGPUを使用します。(Nuke 8以降に対応)

    Maximum RAM Usage
    レンダリングで使用する最大のRAM容量(MB)。

    Enforce Write Node Render Order
    Writeノードのレンダリング順序を守るようにします。

    Minimum Stack Size
    レンダリングに使用する最小のスタックサイズ(MB)。0にすると最小スタックサイズを設定しません。

    Continue On Error
    有効にすると、エラーが発生してもレンダリングを続行します。

    Reload Plugin Between Tasks
    有効にすると、タスクとタスクを処理する間にNukeを再起動します。これによりオーバーヘッドが発生しますが、Nukeのメモリがタスクごとにクリアされます。

    Use Performance Profiler
    有効にすると、Nukeはレンダリング時にNukeスクリプトのパフォーマンスをチェックし、後の分析用にタスクごとのxmlファイルを作成します。(Nuke 9以降に対応)

    XML Directory
    Use Performance Profilerのオプションを有効にしたとき、ここで指定したネットワーク上のディレクトリにxmlファイルが保存されます。

    Render Mode
    シーン設定を使用するか、プロキシファイルパスを使用するか、もしくはフル解像度でのレンダリングを強制するかを選択します。

    Choose Views To Render
    有効にすると、レンダリングするビューを選択することができます。デフォルトでは全てのビューをレンダリングします。

    Submit Write Nodes As Separate Jobs
    各Writeノードを別々のジョブとして投入します。

    Use Node’s Frame List
    各Writeノードを別々のジョブやタスクとして投入する際にこのオプションを有効にすると、グローバルフレーム範囲を使う代わりに、Writeノードのフレーム範囲を使用してレンダリングします。 

    Set Dependencies Based on Write Node Render Order
    複数のWriteノードを別々のジョブとして投入するときにこのオプションを有効にすると、Writeノードのレンダリング順序を基にジョブの依存関係を作ることができます。

    Submit Write Nodes As Separate Tasks For The Same Job
    有効にすると、それぞれのWriteノードが同一ジョブの異なるタスクとして投入されます。各Writeノードの全てのフレームは、対応するタスクでレンダリングされます。

    Selected Nodes Only
    有効にすると、選択したWriteノードだけをレンダリングします。

    Nodes With ‘Read File’ Enabled Only
    有効にすると、「Read File」オプションが有効になっているWriteノードだけをレンダリングします。

    Render Precomp Nodes First
    有効にすると、メインのジョブをレンダリングする前に、precompノード内にある全てのWriteノードをレンダリングします。

    Only Render Precomp Nodes
    有効にすると、precompノード内のWriteノードだけをレンダリングします。

    Only Simulate Eddy Nodes
    有効にすると、Eddyノードだけをシミュレーションします。

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