ジョブの投入 - Houdini シミュレーション

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    ここではDeadlineでHoudiniのシミュレーションジョブを投入する方法を説明します。

    まずはシミュレーションしたいジオメトリに対してGeometry ROPの設定を行います。

     

    また、SOPの中には内部にROPを持つノードがあり、これらのSOPを使用してキャッシュの出力をすることも出来ます。[Render] > [Submit to Deadline] を選択して開く Submit Houdini To Deadline ウィンドウの中の [ROP To Render] のオプションで、これらのSOP内に含まれるROPも選択してジョブを投入することが可能です。

     

     

    シミュレーションのジョブを投入するときに最も重要なのが Frames Per Task です。Frames Per Task は何フレームをタスクとしてまとめて処理するかというものです。シミュレーションは前のフレームに依存するので、シミュレーション全フレームが一つのタスクになる必要があります。従って、Frames Per Task にはフレーム数と同じ値を入力します。

     

     

    試しに Frames Per Task で値を 240 と 10 でジョブを投入してみたところ、240で設定したジョブは2分程で終わっているのに対し、10 に設定すると24個のタスクが作られ、21分もかかってしまっています。

     

    Frames Per Task の値が小さいとタスクが細かく分割されてしまい、それぞれのタスクを処理する際にフレーム1から計算をし直しているため、下図の Task Time を見て分かる通り、後半のタスクほど計算結果が長くなっています。

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